全聴連の活動

聴覚障害者向け福祉機器展示会

奈良県聴覚障害者支援センターは、2022年2月19日(土)奈良県社会福祉総合センター5階研修室Cにて「聴覚障害者向け福祉機器展示会」をコロナ感染対策を徹底して開催しました。
参加者は47名でした。

全聴連の幹事会社(有)千里福祉情報センター、(株)アステムの2社が出展し、フラッシュランプや振動腕時計、アイドラゴン4の展示をしました。
参加者からは、聞こえに関する悩みがあり、機器を用いて生活の補完ができるのかどうか、子供が難聴だが機器を使って学習能力を上げることができるのか等の相談もありました。

字幕メガネの体験会

奈良県内の映画館では字幕メガネを貸出するところがないことから、今回、字幕メガネを借りて実際に体験してもらうことを目的として「字幕メガネの体験会」を実施。メディア・アクセス・サポートセンターから字幕メガネを2台借り、字幕メガネで視聴できるDVD「海獣の子供」を視聴してもらいました。

参加者の方々から様々なご質問・ご相談を頂きました。

  • 是非映画館でも試しに視聴してみたい
  • 数分の体験では大丈夫だったが、映画視聴となると90分~120分もある。
    メガネが重くなったりしないか心配。
  • 字幕メガネの軽量化ができれば自分で購入したいと思う。
  • 字幕制作にろう者は関わっているのか。
  • 字幕を見た範囲では、セリフだけが字幕化されている。
  • セリフではない、例えば風の音、車の音などの情報は字幕化されていない。
  • バリアフリーを目指すなら様々な音も字幕化すべきだと思う。
  • 字幕メガネで字幕版を視聴できるのは邦画だけですか?
  • 字幕メガネがなくても字幕が当たり前についている映画を増やすのが優先ではないのか。

奈良テレビ「県政フラッシュ」で放送

奈良テレビの取材があり、2月20日「県政フラッシュ」で展示会の様子が放送されました。